提灯を見るとドキドキワクワク

2010年1月8日 金曜日 8:00 PM

提灯といえば、夏のお祭を思い浮かびます。ちょうど、夏も終わりに向かい、いろんな思い出を振り返ってみました。今年はいろんなお祭によく家族ででかけたなぁと、楽しく夏休みを過ごせたことを思い、ちょっと秋風が吹く今、ゆったりとした気持ちで振り返っているのです。

子供達は、お祭で提灯を見つけては大はしゃぎしていました。飾ってあるだけで、気持ちが盛り上がるのでしょうね。普段あまり見かけないものですし、飾り付けてあるだけで、何だかいつもと違う雰囲気にドキドキワクワクしていたのでしょう。それをみて、私までついつい子供と一緒にはしゃいでお祭を楽しみました。

そんな思い出深い提灯ですが、先日、公園の片隅でたこ焼き屋さんがオープンしていました。移動式になっていて、きっと近所の方がされているのだと思うのですが、ワゴン者でたこ焼きを焼いているのです。

そのたこ焼き屋さんを眺めていたしたの子が、「あ、お祭だ!」といったのです。どうしてお祭か?という事をよくよく聞いてみると、そのワゴン者にはたこ焼きの宣伝にと、提灯を飾っていたのです。下の子は、それをみて、夏のお祭を思い出したようでした。そして思わず、お祭だと叫んだようでした。その発想が子供らしくて可愛く思いました。

「魔法の灯火」に見える提灯

2010年1月8日 金曜日 8:00 PM

提灯と言えば、夜店のそれが真っ先に浮かぶ。幼い頃、近所の商店街で隔週土曜に開催されていた。今よりも街は夜になるともっと暗かった、という印象がある。暗闇に浮かぶ提灯の明かり。その明かりを遠くに見ただけで、歩調は速まり、心は既に夜店の中を駆け巡っている。

コインを握り締めて、まづ、提灯のぶら下がる屋台を一巡する。金魚すくいの金魚の種類の多寡。お好み焼きの代金や大きさの違い。こんなたわいのないことを真剣に吟味する。そして、いくつかの屋台に目星をつける。遊びたい気持ちは強いし、少々小腹も空く。多いとは言えない懐具合と相談しながら、金の使い道を決定。

そして、意を決してお目当ての屋台に行く。金魚すくい、ヨーヨーすくい、パチンコで遊び、おでん、お好み焼き、綿アメを食べ、バナナの叩き売りのオジサンの口上に耳を傾ける。東京ディズニーランドやUSJに慣れ親しんだ現代の子どもが見たら、貧弱に見えるだろう。しかし、当時の子どもにとっては、提灯の下で繰り広げられる世界は、いわば「おとぎの世界」であった。

大人の目で見てしまえば、提灯の明かりは、なんのことはない。ただの照明に過ぎないかもしれない。だが、幼心には日常を離れた別世界へと誘ってくれる「魔法の灯火」に見えたのだ。その明かりには、子どもが心踊らさざるをえない力があるのだろう。


提灯

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